【混合育児の始め方とコツ】混合育児の手順・必要なもの・費用まとめ

子供が生まれて混合育児を始めたいけど始め方・手順・必要なものが分からないという方多いですよね。

また完全母乳で育てるときと比べて混合育児はどれくらい費用がかかるのかも知りたいですよね。

 

完全母乳で育てるつもりだったのに、いざ子供が生まれて母乳の出が悪く混合育児をすることになった方も多いと思います。

私もまさにその1人です。

 

 

いざ子供が生まれて、混合育児をすることになったが、

 

何もわからない!!!!!

調べる時間もない!!!

 

パニックですよね。

 

 

そんなあなたでも大丈夫です。

この記事では、これから混合育児を始める方向けに混合育児の手順、必要なもの、かかる費用、混合育児を成功させるコツをまとめています。

この記事を読んで楽しく混合育児をはじめましょう。

 

混合育児はいつから?

【混合育児の始め方とコツ】混合育児の手順・必要なもの・費用まとめ

混合育児は乳児の栄養法の1つで、母乳+ミルクで乳児を育てることを言います。

なので、生まれてからすぐに混合育児をはじめる場合もありますし、母乳で育てていて途中から混合育児に切り替えることもできます。

まみこまみこ

私は産後しばらく母乳がでなかったことと、乳首の形から母乳量が少ないだろうと助産師さんに言われたため、産後すぐに混合育児をはじめることにしました
新生児~3か月くらいまではミルク多めの混合育児で、その後母乳量が増えたため母乳多めの混合育児をしていました。

 

混合育児のメリット・デメリットについてはこちらの記事にまとめています。

混合育児とは?経験者が語る混合育児のメリット・デメリット

混合育児を始める前に必要なもの

【混合育児の始め方とコツ】混合育児の手順・必要なもの・費用まとめ

これから混合育児を始めるにあたり必要なものをまとめます。

事前に準備しておくもの、都度必要になるもの(消耗品)に分けてまとめています。

 

これはすべて実際に私が10か月混合育児をして使ったもの、買ってよかったと思っているものでこれから混合育児をする方へおすすめできるものです。

 

【混合育児】事前に用意しておくもの

混合育児をはじめる前に用意するものは以下です。

 

  • 哺乳瓶 3本
  • 哺乳瓶消毒用品
  • 哺乳瓶洗い洗剤・ブラシ
  • ベビースケール
  • ポット
  • 水筒

 

哺乳瓶

混合育児ではミルクをあげることになるので、哺乳瓶は必須です。

必要な哺乳瓶の本数ですが、授乳のたびに洗浄・消毒を考えると最低3本は必要だと思います。

 

哺乳瓶は後々持ち運ぶことを考えてプラスチック製をおすすめします。

哺乳瓶のメーカーは母乳相談室母乳実感がよいです。

哺乳瓶の口は広口タイプのほうが粉ミルクが入れやすく便利です。

 

まみこまみこ

私も哺乳瓶は3本でしたが、夜間授乳の際もその都度洗浄して消毒しなければならず大変なときもありました。

夜間授乳の際の哺乳瓶洗浄はせずに翌朝まとめて洗いたいというタイプの方は4本、5本あればより安心です。

 

哺乳瓶消毒用品

生後しばらくは哺乳瓶は使ったら都度消毒する必要があります。

哺乳瓶消毒用品には

  • 薬液消毒(ミルトンなど)
  • 電子レンジ消毒
  • 煮沸消毒

の3つがありますが、私がおすすめするのは電子レンジでの消毒です。

 

まみこまみこ

私はすべての消毒を使ったことがありますが、一番楽なのが電子レンジの消毒でした。

薬液消毒は1時間程度つけておかなければならないので頻回授乳中は洗うのが面倒だし、プラスチック製の哺乳瓶は表面が曇ったり劣化が見られました。

 

電子レンジの消毒で私が使っていたのは、コンビの除菌じょ~ずという製品で哺乳瓶を洗浄した後に容器に入れて5分チンするだけでOK。

消毒した後もケースでそのまま保管できるのでとても楽でした。

 

哺乳瓶洗剤・ブラシ

哺乳瓶洗剤は台所用の普通の中性洗剤でOKです。スプレータイプの洗剤があると便利です。

ブラシは長い哺乳瓶専用のものがあると便利ですね。あと乳首を洗う専用のブラシも必須です。

 

忘れがちですが、乳首の洗浄はとても大切です。

乳首には空気穴が開いていてこのおかげで赤ちゃんがミルクを吸うことができるのですが、空気穴をブラシで洗わずに放置しておくと、空気穴がミルクカスで詰まって、赤ちゃんがミルクを吸っても吸っても出てこないということになります。

 

あと哺乳瓶は毎回全部の部品をバラバラにして洗浄、乾燥後に組み立てるようにしてください。

よく哺乳瓶の乳首をキャップにはめたまま洗浄している方がいますが、パッキンのところがカビてきたりするので赤ちゃんには不衛生です。

 

ブラシは専用のものを購入してきちんと洗浄しましょう。

 

ベビースケール

実は私が混合育児中に一番買ってよかったと思っているのがこのベビースケールです。

 

私が混合育児中に一番感じた悩みが、

 

  • 母乳はどれくらい飲んでいるんだろう
  • ミルクはどれくらい足せばいいの?
  • お腹いっぱいになっているのかな?

 

という悩みだったのですが、ベビースケールはこの悩みをすべて解決してくれたのです。

 

赤ちゃんの体重を測れば母乳量が分かるし、母乳量が分かればミルク量も決めれるし、飲んだ量をキチンと管理できるので迷うことなく混合育児を続けることができました。

私が使っていたのは、タニタのnometaというベビースケールです。おすすめです。

 

<関連記事>

混合育児ママにおすすめベビースケールランキング6選!【徹底比較】【失敗しない選び方も解説】

 

ポット

ミルクを調乳するときに使います。熱湯が沸かせればなんでもよいです。調乳ポットは必要なく、普通の電気ポットで大丈夫です。

私はティファールのポットを使っていました。

 

ミルク調乳するとき粉ミルクを熱湯に溶かして水で冷ましますが、飲む量が増えてくると冷ますのにとても時間がかかります。

早くミルクを適温に調乳するために、湯冷ましや赤ちゃんの純水を準備しておくとより楽です。

 

水筒

新生児のころは不要ですが、生後1か月を迎えて外出するようになったら必要になります。

外でミルクを調乳するときのお湯を持ち運ぶ用です。

 

私はサーモスの魔法瓶を使っていましたが、4時間くらいは70℃以上、10時間は60℃以上をキープしていました。

 

最近は液体ミルクが発売されたので、外出時に液体ミルクを使うという人は水筒は必要ありません。

 

【混合育児】都度必要になるもの

混合育児をはじめてその都度必要になるものは以下です。※個人差あり

  • ミルク
  • 純水
  • 搾乳機
  • 哺乳瓶や乳首の買い替え

 

ミルク

粉ミルク、液体ミルクのうちどちらかをなくなったら補充します。

母乳とミルクの割合にもよりますが、私ははじめはミルク多めだったのでミルク缶を2~3缶はストックしていました。

 

純水

ミルクを調乳するときに温度調整のために使う水です。

私は湯冷ましを使っていた時期もありますが、湯冷ましを作るのが面倒なので途中からは「赤ちゃんの純水」か「いろはす」の水を使っていました。

すばやくミルクが調乳できるので楽です。

 

搾乳機

新生児のころは母乳をなかなか飲んでくれなかったので、胸が張ったら搾乳機で搾乳していました。

また、外出時に母乳をあげられなくてミルクになったとき等帰宅してから搾乳したこともあります。

 

私は乳腺が詰まりやすいタイプだったので、搾乳機は必須でした。

私が使っていたのはピジョンの手動搾乳機です。

 

毎回搾乳するわけではなく、胸が張った時に搾乳していたので、手動で十分でした(搾乳しているときは手がつらいですが頻度が低かったため耐えれた)。

人によっては必要ないかと思うので、必要になったときに買いに行けばよいと思います。

 

哺乳瓶や乳首の買い替え

乳首は月齢に応じた乳首を使うほうがよいので、月齢とともに乳首を買い替える必要があります。

また、子供が吸いすぎて乳首が破裂したり、親の扱いが悪くて乳首が破損したこともあるので、乳首はわりと買い替えることになるかと思います。

 

哺乳瓶ははじめは160mlの小さい哺乳瓶ですが、生後3~4か月で1回200ml飲むようになったときに大きい哺乳瓶を買い足しました。

 

混合育児の手順

【混合育児の始め方とコツ】混合育児の手順・必要なもの・費用まとめ

次に混合育児の手順を説明します。

私がやっていた混合育児の基本のやり方はこちらです。

 

  1. 母乳をあげる前に赤ちゃんの体重を計測する
  2. 母乳をあげる(左右)
  3. 母乳をあげた後に赤ちゃんの体重を計測し、母乳量を計測する
  4. 必要量のミルクをあげる

 

私は赤ちゃんが飲んだ母乳量を毎回計測し、不足している分のミルクを足すという方法をしていました。

母乳量を毎回測るのは大変ですが、母乳量を測ることで足すミルク量もはっきりわかったので迷いがなかったです。

 

私の場合生後3か月までは母乳量は増えて安定していなかったので、できるだけ毎回母乳量を計測していました。

生後3か月をすぎると母乳量が安定してきたので、1日1回測る程度にはなりました。

 

 

私はスケールで毎回測る方法をしていましたが、搾乳機でもだいたいの母乳量は測れます。

赤ちゃんに母乳を飲ませている時間と同じ時間搾乳機で搾乳してとれた量がだいたい赤ちゃんが飲んでいる量だそうです。

搾乳機で母乳量を測る場合は参考程度になります。

 

詳しいミルク量の決め方は以下で解説しています。

>>混合育児のミルク量を迷わずに決めるたった1つの方法【体験談】

 

混合育児のミルクを作るタイミングはいつ?

混合育児でミルクを作るタイミングですが、母乳をあげる前に調乳しておくのがよいです。

 

私の場合、母乳だけでは満足してくれなかったのでギャン泣きの息子を置いてミルクを作るのがつらかったので、母乳前に調乳していました。

いつも飲む量か少し多めにミルクを調乳しておき、母乳量を見て適切な量をあげるようにしていましたよ。

 

混合育児でかかる費用はどれくらい?実際かかった金額を暴露【体験談】

混合育児というとお金がかかるから・・という理由でなかなか踏み切れない人も多いと思います。

実際に私が混合育児をしてかかった費用を公開します。

 

混合育児でかかった費用【事前準備分】

私が混合育児をするために事前に購入したものは以下です。

ベビースケール タニタnometa 8835円
哺乳瓶 母乳相談室SS乳首付き 2本 3318円
哺乳瓶消毒用品 コンビ出産準備セット

(除菌じょ~ず+哺乳瓶1本+ブラシ)

5300円
哺乳瓶消毒用品 ミルトン(ケース+薬液) 3000円
搾乳機 ピジョン搾乳機母乳アシスト手動 4135円

 

 

事前に準備していたもので24588円!!!!!

 

実は私が出産した産院がミルトン消毒だったため、出産準備として電子レンジ消毒を購入していたにもかかわらず、しばらくミルトン消毒をしていたのです。

今考えると本当に無駄でした。

 

今から混合育児を始められる方は、哺乳瓶消毒はどれか1つでよいので、すべて揃えても2万くらいですね。

 

混合育児でかかった費用【ミルク代】

その他の消耗品代ですが、一番高いのがミルク代です。

混合育児は母乳量とミルク量の割合によってかかるミルク代は違ってきますので参考程度にしてください。

我が家の場合は新生児のときはビーンスタークのすこやか、生後1か月以降は和光堂のはいはいというミルクを使っていました。

 

新生児期 200~400ml/日 大缶2缶/月 4600円/月
1か月~3か月 600~700ml/日 大缶4缶/月 6980円/月
3か月以降 300ml/日 大缶2缶/月 3490円/月

 

生後10か月までミルクを使用していたので、かかったミルク代の総額は49970円!!!!

平均すると1か月あたりのミルク代は約5000円でした。

混合育児でかかった費用【まとめ】

私が新生児~生後10か月まで混合育児をしてかかった費用は

 

  • 事前準備 約25000円
  • 消耗品 約5000円/月

 

でした。

ベビースケール等しっかり準備したおかげで悩むことなく混合育児をすることができました。

ミルク、オムツ代で月1万円くらいでしたし、そんなに特別負担増というわけではなかったです。

混合育児は完母よりお金がかかる?

よく混合育児やミルク育児はお金がかかるから完母にしたい・・そんな方がたくさんいます。
本当にそうなのでしょうか?

 

混合育児は私の場合、初期費用2万円+月5000円くらいかかっていました。
ミルク育児だとミルク代がもう少しかかりますね。

 

完母は全くお金がかからないかというとそんなことはありません。
完母の方は初期は母乳外来に通っている人が多いです。
母乳外来とは母乳の出がよくないときにマッサージしてもらったり、助産師さんにアドバイスをもらうこと。1回数千円ほどかかると言われています。

完母は全くお金がかからないというわけではなく、母乳外来に通った場合はお金がかかるということを頭に入れておくとよいです。

完母、混合、完ミはどれもお金はかかるし、コストだけでどれにしょうとか決めるものではありません。
母親と子供が笑顔になれる選択をしてほしいと思います。

 

混合育児を成功させるたった1つのコツ

【混合育児の始め方とコツ】混合育児の手順・必要なもの・費用まとめ

私が新生児~生後10か月まで混合育児を悩まず、楽しんでできたのは自分の母乳量を知ったことがとても大きかったです。

 

ベビースケールを購入するまでは毎日毎日

  • 母乳どれだけのんでくれたかな?
  • 母乳飲んで泣いてるけど飲めてないのかな?
  • ミルク足りてるかな?

 

ということを考えていつも不安になっていました。

 

初めての育児で不安しかない中、母乳の不安で押しつぶされそうになり我が子はかわいいけどとてもしんどい毎日でした。

そんな中主人に勧められてベビースケールを購入し、母乳量を測ると予想以上に全く飲めていないことが発覚。

 

生後2週間で10ml/回しか飲めていませんでした。

 

私は母乳50mlくらいは飲んでいるだろうと過信してミルクをあげていたので、結果的にミルク量が足りていなかったことが分かってとても後悔しました。

それからは毎回授乳時には母乳量を測ることで、不足分はしっかりミルクを与えることができてとても安心したのを覚えています。

子供もよく寝てくれるようになりました。

 

 

私はベビースケールを購入して子供が飲んでいる母乳量を知ったことで、混合育児を長く続けられたなと実感しています。

 

実際生後3か月まで母乳量は右肩上がりに増えていったこと、生後3か月で母乳量が安定したこと、また生後8か月くらいで母乳量が減ってきたこともすべて知ることができました。

その都度必要なミルク量を上げることができましたし、生後8か月くらいで母乳量が減ってきたことについては自然卒乳が近いなと感じ、卒乳の準備もすることができました。

 

本当にベビースケールにはかなりお世話になりました。

 

これから混合育児をはじめる人には、ベビースケールで母乳量を測定することをおすすめします

 

 

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