【間違ってるかも!?】ミルクの正しい作り方と調乳後のミルク管理・加温方法まとめ

混合育児・ミルク育児の方、突然ですがミルクは正しい方法で作っていますか?

ミルク缶等にミルクの作り方は書いてあるので知っている方がほとんどだと思いますが、調乳後のミルクの管理のこと、ミルクの再加温については知っていますか?

ミルクの調乳方法、調乳後のミルクの管理、再加温の方法を間違えると雑菌が繁殖して赤ちゃんがお腹を壊してしまったり、体調不良になる原因にもつながる可能性があります。

赤ちゃんを守るためにも、正しいミルクの作り方と調乳後のミルク管理方法を知っておくことが大切です。

この記事では、ミルクの正しい作り方と調乳後のミルク管理について厚生労働省が発行している「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」をもとにまとめました。

 



粉ミルクの正しい作り方(調乳方法)

粉ミルクの調乳は一般的には①哺乳瓶に必要量の粉ミルクを入れる②お湯で溶かす③流水で人肌温度まで冷やすという手順で行います。

哺乳瓶を用いたミルクの調乳方法

引用:厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」より

ミルクを調乳する際に注意すべきポイントは3つあります。

粉ミルク調乳の際に注意すべきポイント
  1. 事前に手を洗う
  2. 70℃以上のお湯で溶かす
  3. 使う水の種類

    上記の注意すべきポイントについて、厚生労働省の厚生労働省「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」をもとに順番に説明していきますね。

     

    事前に手を洗う・哺乳瓶を消毒しておく

    これは当たり前のことですが、ミルクを作る前に必ず石鹸で手をよく洗ってください。

    手に雑菌がついている状態でミルクを作ると、ミルクに雑菌が入ってしまいます。

    まだ哺乳瓶の消毒が必要な月齢の赤ちゃんは、事前にしっかり消毒しておいてくださいね。

    (我が子は手を舐めだす3ヶ月くらいまで哺乳瓶消毒をしていました。手を舐めるとそこから雑菌が入るため哺乳瓶を消毒も意味がないかと思ってやめましたが、お腹を壊すこともなく大丈夫でした。消毒をやめる時期については自己責任でお願いします)

    70℃以上のお湯で溶かす

    ミルクを溶かす温度は、厚生労働省が作成した「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」で70℃以上と決められています。

    ○乳児用調製粉乳の調乳に当たっては、使用する湯は70℃以上を保つこと。沸かしてから30分以上放置しないこと。
    (注)高温の湯を取り扱うので、やけどに注意すること。

    引用:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン

    また”沸かしてから30分以上放置しないこと”とあるので、調乳の際は毎回お湯を沸かす必要があります。

     

    調乳に使う水の種類

    調乳に使う水は、水道水やミネラルウォーターなら軟水を使用しましょう。

    硬水はミネラルが多く、赤ちゃんの負担になるので使ってはいけません。

    厚生労働省の「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」では、水道水もボトル入りの軟水も無菌状態ではないため、念のために沸騰させてから使用することが推奨されています。

     

    ミルク調乳後の管理と再加温の方法について

    調乳後のミルクの管理については

    • ミルクを調乳した後いつまであげていいの?
    • 常温で冷ましても大丈夫?
    • 冷蔵保存できるの?どれくらい?
    • 再加温の方法は?

    など様々な疑問があると思います。

    こちらについても厚生労働省の乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」に基づいて説明していきます。

    調乳後のミルク管理について

    調乳後のミルク管理については以下のような記述があります。これはすべて洗浄し、滅菌した哺乳瓶を使うことを前提としています。

    1. 授乳されなかった粉ミルクは全て調乳後 2 時間以内に廃棄する(冷蔵状態のものは除く)。
    2. 調乳後の粉ミルクは冷蔵庫(5°C 以下)で 24 時間まで保存できる。
    3. 残った粉ミルクは全て廃棄する。

    引用:厚生労働省の「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」より

    調乳後は時間経過とともに菌が繁殖するため、室温では2時間以内に飲ませることが必須、冷蔵(5℃以下)であれば24時間以内は保存可能です。

    また、赤ちゃんの飲み残したミルクは毎回廃棄することが必要です。

    冷蔵(5℃以下)では調乳してから24時間以内は使用可能となっていますが、これは洗浄・滅菌された哺乳瓶を使うことが前提となっています。

    事前にミルクを調乳しておくときは必ず哺乳瓶を消毒・滅菌させるようにしてください。

     

    また常温では2時間以内に飲ませれば大丈夫なので、熱湯で粉ミルクを作って常温で冷ましておいたものを赤ちゃんに飲ませることも可能です。

    しかし、冷めるときに雑菌が繁殖する可能性があるので、作ったらすぐ人肌くらいまで冷却しておくほうが安心だと思います。

    ミルクの再加温について

    冷蔵庫(5℃以下)で保存しておいたミルクや液体ミルクは、あげる前に再加温する必要があります。

    ミルクの再加温で注意すべき点は以下のように定められています。

     

    • 15分以上の加熱をしないこと
    • 加温中は哺乳瓶を定期的に振とう(振る)すること
    • 電子レンジは使用禁止
    • 再加温後はやけど防止のため、必ず温度をチェックする
    • 再加温したミルクは2時間以内に廃棄する

     

    ポイントはミルクの再加温には電子レンジは使用禁止ということ。

    電子レンジを使ってミルクを温めると一部に熱い部分(ホットスポット)ができてしまい、赤ちゃんがやけどをする可能性があるため絶対にしないようにしてください。

    保存したミルクや液体ミルクは、コップにお湯を入れて哺乳瓶をつけて振りながら温めるのが最善です。

    再加温したミルクは、再び冷蔵することは不可なので、残っても必ず捨てるようにしてくださいね。

     

    正しいミルクの作り方とミルク管理方法まとめ

    正しいミルクの調乳方法・調乳後の管理方法は以下になります。

    ミルク調乳のポイント・管理方法
    • 70℃以上のお湯を使用
    • 使う水は水道水か軟水を沸騰させたもの
    • 常温で保管は2時間まで、冷蔵(5℃以下)なら24時間保存可能
    • 再加熱は電子レンジは不可。お湯につけて振りながら
    • 飲み残しは廃棄

    赤ちゃんを雑菌から守るためにも正しいミルクの作り方&調乳後のミルク管理方法を身に着けてくださいね。