新生児や乳児のげっぷのタイミングって難しいですよね。
特に混合育児をしている場合は母乳・ミルクと飲ませるわけなので、いつげっぷをさせたらいいの?と迷う方も多いと思います。
私も混合育児をしているときは、
- 母乳→げっぷ→ミルク→げっぷ
- 母乳→ミルク→げっぷ
なのかでよく迷いましたね。
げっぷのタイミングも難しいですが、げっぷがなかなか出ないということで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、混合育児でのげっぷをさせるタイミングとげっぷの仕方について紹介していきます。
目次
混合育児でのげっぷの仕方とタイミングは?
混合育児でのげっぷのタイミングですが、基本的にははじめは母乳後とミルク後の計3回・授乳直後にするのが望ましいです。
母乳(左右どちらか)→げっぷ→母乳(左右どちらか)→げっぷ→ミルク→げっぷの流れですね。
特に新生児のうちはまだ母乳・ミルクを飲むのが下手なので、空気も飲み込んでいる可能性が高いと思いますので、こまめにげっぷを出してあげたほうがいいと思います。
新生児のうちはこれでやってみて、げっぷがあまり出ないようなら母乳→ミルク→げっぷというように少しげっぷの回数を減らして様子を見るといいですね。
自分でげっぷができるようになるのは離乳食が始まる生後半年くらいなので、それまでは授乳後に少なくとも1回はげっぷをさせるようにしてください。
我が子は新生児のときは母乳→げっぷ→母乳→げっぷ→ミルク→げっぷと1回の授乳で3回げっぷしていました。
生後1か月くらいで母乳左右→げっぷ→ミルク→げっぷとなり、生後3か月くらいで母乳→ミルク→げっぷとなり、自力でげっぷができるようになった生後半年でげっぷをさせることをやめました。
げっぷの仕方は?
げっぷの基本的はやり方は以下です。
- 赤ちゃんを立て抱きにして肩に顔を乗せて背中をトントンします。
- トントンで出なければ、そのまま腰→背中をさすります。
- トントン→背中さすりを5分程度やってください。
参考写真です↓↓
背中をトントンするときは、結構力強くたたくことをおすすめします。
我が子は授乳後にたっぷり飲んでいるのに泣いているときはたいていげっぷが出なくて苦しいときでした。
トントンと背中さすりででないときは布団に一度ねかせて、その後まだ泣くようだったら抱っこして再度げっぷをさせていました。
上記のやり方でげっぷがでないこともあると思います。
その場合は授乳中であれば次の授乳に進む、授乳後であればいったん寝かせてみる等すればよいと思います。
げっぷはいつまでやるの?
げっぷは自力でげっぷができるようになるまでは授乳後にさせたほうがよいです。
自力でげっぷができるようになるのは離乳食期くらいなので、おそらく生後5~6か月くらいかなとは思いますが、様子を見てあげてくださいね。
我が子は生後半年くらいのときに、授乳後にげっぷをしても出ずにそのまま遊ばせていると、いきなり「ゲボッッッ」とげっぷをしました。
それからは授乳後にげっぷをさせなくても、したくなったらするかおならで出すことができるようになりましたので、げっぷはさせていません。
ただ吐き戻しは多かったので、吐き戻しが気になる方は吐き戻しがなくなるまでは授乳後にげっぷさせたほうがよいかもしれません。
混合育児のげっぷに関する疑問
混合育児のよくあるげっぷの疑問にお答えしていきます。
げっぷが出ない場合はどうすればいいの?
授乳後にげっぷをさせてみるも、げっぷが出ないこともあると思います。
授乳後に背中トントンや背中さすりを5分~10分程度やってげっぷが出ない場合は無理にげっぷをさせようとせずにしばらく寝かせて様子を見てください。
げっぷが出てないときに寝かせるときは、バスタオルをひいて、少し背中を高くして寝かせます。
吐き戻しが心配であれば横向きで寝かせてあげてください。
また、子供の中にはげっぷでガスを出すのではなくおならでガスを出す子もいます。
「げっぷは出てないけど、授乳後におならは出たな」ということであれば、体内のガスは抜けていますので問題ありません。
また、授乳直後はげっぷはでなくても授乳後しばらく寝かせてるとげっぷが出たり、次に抱っこするときにげっぷが出たりすることもあります。
なので、げっぷが出てないからと言って慎重になりすぎることもなく、「まだでてないな」くらいに軽く考えておけばOKです。
私の子供もげっぷが出てないときにそのまま寝て、寝ているときにおならをブッとしてその音で起きたこともありました。
げっぷが出ていても出ていなくても、寝ているときにげっぷをしたりおならをしたりもするので、まだげっぷの仕方もミルクの飲み方も下手なので見守ってあげましょう。
げっぷ中に吐き戻しをしてしまうのは大丈夫?
新生児期や乳児期の赤ちゃんはげっぷ中に吐き戻しをすることがよくあります。
これは授乳時に体内に入った空気がげっぷとして外に出るときにミルクと一緒に出てしまうからです。
赤ちゃんが吐き戻しをすると心配になりますが、新生児や乳児の赤ちゃんがげっぷ中に吐き戻すのはよくありますので心配ありません。
赤ちゃんにげっぷをさせるときは吐き戻しをするかもしれないので、大人の肩にガーゼを乗せてげっぷをしてくださいね。
だいたい授乳後の吐き戻しは離乳食が始まる生後5~6か月にはなくなると言われています。
遅い子でも1歳までには吐き戻しはなくなりますのでそれまでは見守ってあげてくださいね。
授乳後に噴水のように吐く場合はただの吐き戻しではないので、病院に問い合わせをしてくださいね。
授乳中に寝てしまった場合はげっぷはどうすればいいの?
混合育児でも母乳育児でも授乳中に赤ちゃんが寝てしまうことはよくあると思います。
その場合げっぷはどうすればいいのかというと、げっぷはさせずにそのまま寝かせてOKです。
赤ちゃんがげっぷをださずに寝てしまうと、苦しいんじゃないかとか、げっぷを出したほうがいいんじゃないかとか心配になりますよね。
げっぷは毎回必須というわけではないので、寝てしまったら無理にげっぷをさせることなく、寝かせて大丈夫です。
ただ、空気を飲み込んでいる状態ですので、寝ているときにげっぷが出たり、空気とともにミルクを吐き戻ししする可能性があります。
げっぷをせずにそのまま寝てしまった場合は少し背中を高くして寝かせるようにしてください。
吐き戻しが心配な場合は、バスタオルをひいて横向きに寝かせると吐き戻したミルクで窒息することもなく安心です。
げっぷが出ていなくてそのまま寝てしまった場合は、寝てる間横で様子を見てあげてくださいね。
混合育児のげっぷのタイミングと仕方まとめ
混合育児では母乳→ミルクと授乳しますが、授乳直後にこまめにげっぷをするのがよいと思います。
1回の授乳で何回もげっぷをするのは面倒に感じる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんはまだまだ母乳やミルクを飲むのが下手なので、大量の空気とともに母乳ミルクを飲んでいます。
げっぷをこまめに出してあげるほうが赤ちゃんも苦しくないし、おなかいっぱい母乳ミルクが飲めます。
私も実際授乳後に子供が泣いていて、げっぷをしたら泣き止むこともありましたので、こまめにげっぷはさせるようにしていました。
げっぷが出る、出ないは別にして、授乳後にげっぷをさせてあげることが子供のために重要だと思います。
げっぷに関する疑問についても私の経験と知識なりにお答えしたので参考になれば幸いです。