混合育児をしている方、混合育児っていつまで続けるの?みんないつまで続けたの?って疑問に思っていませんか?
今混合育児をしている人の中には、
- 完母を目指していて早く混合育児をやめたい人
- 混合育児がしんどくて早く完ミに変えたい人
- 卒乳まで混合育児を続けるが、やめどきが分からない人
と様々な理由で混合育児のやめどき・やめ方を知りたい方がいらっしゃると思います。
私も離乳食が始まるころから「混合育児っていつまで続けるんだろう・・・」と思っていました。調べてもよくわからずスマホを閉じる日々が続きました。
母乳の情報はたくさんあるのに、混合育児の情報って本当に少ないですよね。
この記事ではそれぞれの場合について混合育児はいつまで続けたらいいのか、混合育児のやめどきとやめ方について体験談をもとに説明していきます。
目次
混合育児はいつまで続けたらいいのか?
混合育児はいつまで続けたらいいかというと
- 完母or完ミに移行するまで
- 卒乳まで
のどちらかです。
混合育児のやめどき①完母を目指している方
完母を目指している方は、母乳量を測って赤ちゃんにとって十分な量の母乳が出るようになればミルクはやめていいです。
時期的には生後3、4か月までに完母になる人が多いともいわれています。
完母を目指していても全員が完母になるわけではありません。
母乳が足りないのであればミルクを足せばいいだけですし、完母にならないからと悩みすぎないでくださいね。
混合育児のやめどき②完ミに変えたい方
また、混合育児が大変でしんどくて完全ミルク(完ミ)に変えたい人もいますよね。
分かります。
よく分からない母乳量とミルク量、準備の大変さ等混合育児は本当に大変ですし、今後ずっと続けていくことを考えるとストレスもたまると思います。
赤ちゃんのために混合育児をやめる決断をしたことは素晴らしいことですが、すごく勇気がいりますよね。
母親であるあなたがきちんと納得した上でのなら、自信をもって混合育児をやめて完ミに移行してください。今がそのタイミングです。
赤ちゃんにとって母のストレスは大敵なので、母親と赤ちゃんが笑顔になれる栄養法が最適ですよ。
完ミに移行した後は母乳のケアを忘れずに行ってくださいね。
混合育児のやめどき③卒乳まで混合育児を続けたい方
卒乳まで混合育児の方は、個人差はありますがだいたいやめどきは1歳前後になることが多いですね。
乳児用ミルクも1歳までなので、ミルクをフォローアップミルクに変えるのがめんどくさい方は思い切って混合育児をやめてもいいと思います。(離乳食を食べてくれる場合)
混合育児のやめどきのサインは赤ちゃんの様子・母親の様子で見極めることができます。
離乳食後期くらいから以下のようなサインを出し始める子もいますので慎重に見守ってあげてくださいね。
- 離乳食から十分栄養をとれるようになった(3回食)
- 母親の母乳の量が減ってきた
- 赤ちゃんが母乳・ミルクを飲まなくなってきた
離乳食を3食よく食べるようになればもう栄養の大半は離乳食から取れていますので、混合育児をやめて大丈夫です。
また母親の母乳量が減ってきた場合や赤ちゃんが母乳やミルクを飲まなくなったときも、混合育児のやめどきのサインである場合が多いです。
私は子供が生後10か月のとき急に母乳量が減りました。
今まで1回100ml以上は出ていたのですが、いきなり20mlくらいに減りました。ミルクを足していましたが、子供がおなか減って泣いたりミルクを求めたりすることはなかったです。
子供は離乳食もよく食べていたし、私はこれが混合育児のやめどき(卒乳)のサインだなと思い、1歳前でしたが混合育児をやめることにしました。
このようなサインが読み取れたら、混合育児のやめどきだと思って少しづつやめていきましょう。
私は1歳すぎまでにやめれたらいいなくらいの軽い気持ちで考えていました。
混合育児のやめ方【体験談】
混合育児をやめるにはいくつかステップがあります。
実際に私が混合育児をやめたときの方法をご紹介します。参考になればうれしいです。
まみこの混合育児のやめ方
- 母乳をあげる回数を減らす→なくす
- 離乳食の時間を見直す
- 食後のミルク量を減らす→なくす
- おやつのミルクを牛乳に移行する
STEP1.母乳をあげる回数を減らす→なくす(生後10か月)
母乳をやめると決心したとき息子は生後10か月。離乳食3回食に慣れてきたころでした。
まだ離乳食の時間は大人と同じ時間にせずに朝・昼・夕方の3回にしていました。
母乳をやめるために、離乳食量を増やして母乳の回数を減らすことから始めました。
食後のミルクももともと飲みすぎだったので離乳食量を増やしたこともあり、100mlにしました。
よく食べる子だったので、離乳食の量は目安量よりもだいぶ多めでした。
-
- <以前のスケジュール>
6:00 起床
6:30 離乳食①母乳10分
12:00 離乳食②母乳5分ミルク150ml
16:00 離乳食③母乳5分ミルク150ml
18:00 入浴
19:00 ミルク200ml
19:30 就寝
-
- <母乳回数減スケジュール>
6:00 起床
6:30 離乳食①母乳5分
12:00 離乳食②ミルク100ml
16:00 離乳食③ミルク100ml
18:00 入浴
19:00 ミルク200ml
19:30 就寝
-
- <母乳なしスケジュール>
6:00 起床
6:30 離乳食①
12:00 離乳食②ミルク100ml
16:00 離乳食③ミルク100ml
18:00 入浴
19:00 ミルク200ml
19:30 就寝
我が子は朝食後は母乳を飲みたがったので、はじめは朝食後のみ母乳をあげることにして昼食・夕食時の母乳はなくしました。
離乳食の量を増やすとあっさり母乳なしでも大丈夫になりました。
朝食後は私の顔を見ると「母乳ちょーだい」とばかりに泣くので、休日に朝食担当を夫にしたところ、母乳のことは忘れてけろっと遊びだしました。
土日の2日間夫に協力してもらって朝食後の母乳をやめると、月曜日からは私が朝食をあげても食後に泣くことはなく、無事に母乳を卒業することができました。
急に母乳をなくすとびっくりするかと思ったので、それぞれの段階で1週間くらい様子みて母乳をやめていきました。
母乳をやめた後は、おっぱいが張れば搾乳をする・冷やす等母乳のケアをしてください。
私は放置して乳腺炎に何回もなり大変な思いをしました。
母乳の出が悪い頃の母乳は粘性が高いみたいで、よく乳腺炎を起こすそうです。
STEP2.離乳食の時間を見直す(生後10か月)
我が家は当初は離乳食は朝・昼・夕方の3回あげていましたが、混合育児をやめる(卒乳)するにあたり、離乳食の時間を朝・昼・夜の3回にし、夕方にはおやつをあげるようにしました。
寝る前に飲んでいたミルクをおやつの時間にスライドする方向で考え、下記のような生活スケジュールにしました。
我が子は寝る前にミルクを飲む習慣があったため、満腹で寝かせるためにお風呂→離乳食→寝かしつけの順序で行っていました。
6:00 起床
6:30 離乳食①
12:00 離乳食②ミルク100ml
15:00 ミルク200ml
17:30 入浴
18:30 離乳食③ミルク100ml
19:30 就寝
食事の時間を変えたので、子供の体に定着させるため1か月くらいは同じ時間で生活して様子を見ていました。
STEP3.食後のミルク量を減らす→なくす(生後11か月)
私が一番苦労したのが食後のミルクをなくすことです。当時息子11か月。
栄養士さんより食べる子ならご飯と野菜はたくさん与えてもいいと言われたため、食後のミルクをなくすために離乳食の量をさらに増やしました。
(こんなに食べていいものかと少し心配でしたが・・)
離乳食量を増やしお茶も意識的にたくさん飲ませるようにして、食後ミルクを与えずに様子を見ました。
ミルクなしで大丈夫な日もあれば、ミルクがないと泣く日もありました。
ミルクを欲して泣いたときは50mlだけあげるようにして、その後泣いてもおもちゃで気を紛らわせていました。(大変だった・・・
我が子は哺乳瓶を見ると途端にミルク~~~泣!!!!となるので、食事中、食後は哺乳瓶は見えないところに置いていました。
食後のミルク50mlで慣れて泣かなくなって1週間くらい経った頃、夜ごはんを夫があげてすぐお気に入りの絵本を渡すと、泣くこともなく遊ぶようになりました。
- 離乳食の量を子供が食べたい分だけ増やした(ごはんと野菜)
- お茶も意識的にたくさん飲ませるようにした
- ママが離乳食をあげるとミルクを欲しがり、パパがあげるとミルク欲しがらなかった
- 土日はパパに離乳食担当をしてもらい、食後はすぐおもちゃで遊んでもらった
- 食後におもちゃで気を逸らすとミルクなしでも泣かなくなった
- 食後ミルクなくすことに成功した
当時我が子は1食でこれくらいの食事をしていました。
これくらい食べていれば食事から栄養がとれているので、安心して混合育児をやめることができますよ。
ちなみにこの写真のメニューと量は以下です。
・鮭おにぎり(鮭15g軟飯90g)
・ほうれん草胡麻和え(10g)
・かぼちゃじゃがいもサラダ(20g)
・野菜スープ
・キウイ(20g)
生後11か月で、だいたい毎食150g~200g食べていました。
ちなみに食後のミルクをやめて2週間くらい経ったときに、生活スケジュールを再度見直して夕食→お風呂→寝かしつけに変更しました。
離乳食だけで満足するようになったのか、スケジュールを変えてお風呂を後にしても寝る前にぐずることはなく、すんなり寝てくれるようになりました。
STEP4.おやつのミルク→牛乳に移行する(1歳)
最後は牛乳さえ飲めるようになれば楽勝なステップです。
牛乳でなくてもフォローアップミルクでもOKです。
ただし1歳をすぎると哺乳瓶は歯並びに影響するので、フォローアップミルクはコップかストローで飲ませるようにしてくださいね。
我が子は食後のミルクをやめたときからフォローアップミルクに変更しておやつだけミルクを200ml飲んでいましたが、1歳になったのを機に牛乳へと移行しました。
しばらくは牛乳を少量飲ませ下痢をしないか等様子を見て、すこしずつ量を増やしていきました。
我が子は1歳になったころは冷たい牛乳は泣いて拒否し、ミルクを欲しがりました。
冷たい牛乳が嫌だったようで、レンジで少しチンして温めたらゴクゴク飲むようになりましたよ!
フォローアップミルク→牛乳へ移行できたのは1歳1か月くらいでした。
フォローアップミルクを完全にやめてからは、おやつに牛乳があれば飲むし、なければお茶で満足するようになりましたよ。
- 最初は少量から試す
- 下痢をしなければ量を少しづつ増やしていく
- 牛乳は冷たいままより人肌に温めたほうがよく飲む
混合育児のやめ方のまとめ【体験談】
生後10か月で母乳が減ったことがきっかけで混合育児をやめることを始めた私ですが、ゆっくり段階を踏んでやっていたこともあり、3か月程度かかりました。
子供の週間を変えることは最初は大変ですが、1週間もすると新しい習慣を受け入れてくれるので全く苦ではなかったです。
私があっさり混合育児をやめることができたのは、
- 母乳からやめた
- 息子も出が悪い母乳よりミルクのほうが好きだった
- 離乳食をよく食べてくれた
- 夫の協力があった
この4点が大きかったですね。
我が子は母乳もミルクも母である私からずっとあげていたので、私を見るとミルクが欲しい!!とよく泣きました。
でもなぜか夫だとミルクなくてもニコニコの日が多かったです。
夫が協力してくれたおかげでわりとあっさりミルクもやめれたかなと思っています。
ぜひこれから混合育児をやめられる方は夫婦で協力して乗り越えてくださいね。
混合育児はいつまで続けたらいい?のまとめ
混合育児はいつまで続けたらいい?ということですが、自分の納得いくところまで続けられたらいつでもやめていいと思います。
完母になってやめてもいいし、
途中でしんどくなってやめてもいいです。
卒乳までやってもいいです。
大事なのは母と子が笑顔でいられること。これだけです。
自分の選択はどれをしても正しいので自信をもってくださいね。
私は母乳の出があまりよくなくて混合育児をしていましたが、我が子に母乳が出る限りあげたい!!!と思い色々努力しました。
母乳の量が増えずに悩んだし、完母の人がうらやましく思えた時期もあります。
生後10か月で母乳が減ってきたときは少しショックでしたが、「その時が来たんだな」となぜかあっさり受け入れることができました。
そう思えたのは、生後10か月までの間私なりに混合育児を精一杯頑張ってきたからであり、母乳をあげなくても混合育児をやめても我が子への愛情が変わりないことが分かったためです。
あっさり混合育児をやめようと決意し、実際やめてみて肩の荷が下りたというか、正直精神的にもかなり楽になりました。
混合育児をやめるときは私の体験談が少しでも参考になれば幸いです。