混合育児中の方で母乳不足に悩んでいる方は多いと思います。
完母にしたい、もしくは完母が無理でも今よりもたくさん母乳を飲ませてあげたい、そう思っている方が多いですよね。
私も出産後はなかなか母乳が出ず、母乳が出るようになってもミルクメインの状態が長く続いたので、精神的にもつらかったしとても悩みました。
この記事では、混合育児で母乳が出ない原因と私が実際に母乳量を増やすために実践した方法についてまとめています。
今より母乳量を少しでも増やしたい!!と思っている方、必見ですよ。
私もこの方法で母乳量を増やすことに成功しました!あきらめずに毎日頑張っていきましょう♪
目次
混合育児で母乳が出ない原因は?
混合育児で母乳を増やす方法の前に、母乳が出ない原因について軽くまとめておきます。
混合育児で母乳が出ない原因は以下が考えられます。
- 母乳を吸わせる時間が短い
- 赤ちゃんがうまく乳首を咥えられていないため、刺激を与えられていない
- ストレスが溜まっている
- 水分不足
- 栄養不足
- 睡眠不足
- 遺伝
母乳を吸わせる時間が短い
母乳は赤ちゃんが吸った刺激によって、どんどん生成されていきます。
なので産後すぐ母乳が出ないのは、刺激が足りないからです。
産後どれくらいで母乳が出るかというのは個人差が大きいですが、早く母乳を出したければ毎回母乳を吸わせる、自分で乳首をマッサージすると早く母乳が出るようになります。
また、混合育児の人にありがちなのが”母乳が出ていないからあまり吸わせてなくて、ミルクをたっぷりあげている状態”です。
この状態では正直母乳量は増えません。
混合育児の方も毎回の授乳で5分間とか決まった時間は母乳を飲ませる(吸わせる)ようにしてください。
夜間も母乳を吸わせると母乳量がアップしやすいです。
赤ちゃんがうまくおっぱいを咥えられていない
毎回母乳を吸わせているのに母乳が出ないという場合は、もしかしたら赤ちゃんがしっかり乳首を咥えることができていないため、刺激されていない可能性があります。
しっかり乳腺を刺激するには赤ちゃんが大きな口で乳首を咥えた上で吸う必要がありますので、赤ちゃんがしっかり乳首を咥えているか、一度チェックしてみてください。
もし赤ちゃんの飲み方が合っているか不安な場合は、一度母乳外来に行って助産師さんにチェックしてもらうとよいです。
母体のストレス・睡眠不足・栄養不足
また、母乳は母体の健康状態にもかなり左右されます。
母体にストレスが溜まっていたり、睡眠がしっかりとれていなかったり、栄養不足だったりすると母乳がでなくなることがあります。
母乳・母乳と考えすぎてストレスが溜まらないように気を付けましょう。
睡眠はどうしても新生児や乳児がいると細切れ睡眠になってしまいますが、赤ちゃんが寝ている間は可能な限りママも体を休めて睡眠確保に徹してください。
遺伝的要因
母乳が出ないのは遺伝なのか?と言われると一概には言えないものの、遺伝的要素もあると私は思っています。
私の話ですが、私は陥没乳頭で出産時に助産師さんから「乳腺が細いからそんなに母乳は出ない」と言われました。
私の母も母乳の出が悪かったみたいで、私は混合で育ちました。
母曰く、乳首が短いため直母で飲んだことは1回もないそうで、ずっと搾乳して飲ましていたそうです。
母乳は吸わせたら出るようになると言いますが、私たち親子のように乳腺がもともと細い人だっているし、母乳がでない理由に遺伝要素もあると思います。
混合育児で母乳量を増やすために実践した6つの方法とは?
混合育児で母乳量を増やすにはどうすればいいのか?その方法について説明します。すべて私が実際にやって効果があった方法になります。
混合育児を続けていくけど、母乳量を増やしたい人向けの方法です。
混合→完母になりたい人は、ミルクを極力控えてとにかく頻回授乳!!にしないといけないと思いますが、また別記事にてまとめたいと思います。
- 毎回授乳時には母乳から吸わせる
- 夜間も母乳を吸わせる
- 水分をしっかりとる(温かいもの◎)
- しっかり睡眠をとる
- 白ご飯をたくさん食べる
- ストレスをなくす
1つずつ説明していきます。
1. 毎回授乳時には母乳から吸わせる
混合育児では毎回母乳・ミルクをあげます。順番は母乳→ミルクです。
毎回吸わせることで刺激されて徐々に母乳量がふえていきます。
母乳をあげる時間は、赤ちゃんがおっぱいを離すまでというのもよし、時間がかかるから疲れるという人は毎回5分・10分と時間を決めて母乳をあげましょう。
※ミルクは飲むのに母乳は飲んでくれない、乳首を咥えても吸わずに泣くという場合は乳頭混乱を起こしている可能性があるので、こちらの記事を参考に早急に対策が必要です。
→混合育児で母乳を飲まない・嫌がるときの対策は?【私が母乳拒否を克服した方法大公開】
2. 夜間も母乳を吸わせる
母乳量を増やしたい場合は夜間授乳が重要になります。
夜間は母乳の生産量が増えるゴールデンタイムとも言われているので、母乳を増やしたい方は夜間はミルクだけに頼らずにしっかり母乳を飲ませることが大切です。
どうしてもしんどいときは夜間授乳はミルクにして休むことも大切。
ママの体が一番なので、しんどいときは無理をせずに休みましょう。
3. 水分をしっかりとる
授乳期のママにはこれがとても大事です。
毎日3L以上は意識して飲むようにしましょう。
3Lなんて無理・・・なんて思うかもしれませんが、
- 授乳前後にコップ1杯のお茶
- 3食お味噌汁orスープを飲む
を意識するだけでかなり水分をとることができます。
私がよかったのが温かい飲み物を飲んだことでした。
私は冬に出産したこともあり、体を温める目的でノンカフェインのホットルイボスティーをよく飲んでいました。
不思議とルイボスティーやお味噌汁を飲んだ後の授乳では母乳量が増えよく飲んでくれたので、母乳量が減ることが怖くて生後3か月くらいまではこの習慣をずっと続けていました。
私は冷え性でもあるのですがルイボスティーを飲んだことで体が温まり、これも母乳量が増えた一因であると考えています。
私が飲んでいたルイボスティーはエルバランシアのルイボスティーです。
私はルイボスティーの風味が少し苦手なのですが、こちらのルイボスティーをホットで飲むと独特の風味も少なく飲みやすかったです。
出産後はなかなか自分の買い物に出るのが難しかったので、私は定期コースを利用していました。
こちらの商品は、味など商品が気に入らなかったら30日間返品保証してもらえるので、安心してお試しできましたよ!
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4. しっかり睡眠をとる
母体が睡眠不足で疲れていたり、ストレスが溜まっていたりすると母乳量が少なくなることがあります。
授乳中は細切れ睡眠にはなりますが、赤ちゃんが寝ているときはママも一緒に寝る、睡眠不足が続いているようなら1日夜間授乳はミルクのみで切り上げてママはしっかり寝る等しっかり休息をとることが大事です。
ママが疲れていれば休日にパパに夜間授乳をしてもらったり、日中の授乳をパパに任せたり、と夫婦協力してママが休める環境を作ることも大事ですよ。
私の場合は夜間は一緒に寝るものの、日中はどうしても家事をやったりして子供が寝ている間起きている日も多かったです。
私は生後3,4か月までは毎回母乳量を測っていましたが、寝不足になり疲れてくると母乳量が下がってきていたので、その日は思い切って寝たり、1時間でも時間ができれば布団に入ることを意識してやっていました。
母乳量を毎回測るのは習慣になるまでは大変ですが、母乳の量が増えてきているのも自覚できるし、自分の体調もわかるので本当に良かったです。
5. 白ご飯をたくさん食べる
よく母乳には白いごはんや根菜がいいと言いますが、正直どれだけ効果があるのかはよくわかっていません。
でも3食しっかり食事をすることは大切です。
バランスが取れた食事をすることが望ましいですが、忙しい育児中なかなか3食作ることは難しいので、忙しければごはんとお味噌汁だけで全然大丈夫です。
とにかくごはんをもりもり食べて栄養をつけておきましょう。
※昔はおもちがいいと言われたみたいですが、おもちはかえって乳を詰まらせてしまうのでたくさん食べないほうがいいみたいです。個人差あり。
6. ストレスをなくす
ストレスは母乳にも育児にも大敵です。
私も出産直後はすごく母乳不足に悩んでいて、毎日の授乳がストレスになっていた時期がありました。
毎日母乳はどれくらい飲んでくれたのかな、母乳量は増えてるかなと考え、つらかったですね。
私の場合は母乳量を定期的に測って少しずつ増えているのを見て、ちゃんと私のペースで増えているんだなと安心して徐々に授乳のストレスが軽減されていった気がします。
母乳量を増やすにはストレスをなくすことが大切なので、母乳のことをあまり悩み過ぎずに、しんどいときはミルクを活用したり、少し子供と離れて休んだり、母子が笑顔になれることを第一に考えてほしいと思います。
以上の方法が私が実際に母乳量を増やすためにやった方法であり、この方法で母乳量が10ml/日→600ml/日までアップしました。
母乳量を増やしたい方は、ぜひ生活に取り入れて頂きたいです。
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混合育児で母乳量が増える時期は?
混合育児で母乳量が増える時期ですが、新生児からずっと母乳を吸わせている場合なら生後3か月まで母乳量はどんどん増え続けます!!
言い方を変えると生後3か月までには母乳量が増えたという実感が持てると思います。
私の場合だと、新生児~生後4か月までで100ml/日→600ml/日まで増えました。
新生児期(夜間母乳あり)100ml/日→230ml/日
生後1ヶ月(夜間母乳なし)250ml/日で変わらず
生後2か月(夜間母乳あり)340ml/日
生後3か月(夜間授乳なし)400ml/日
生後4か月(夜間授乳なし)600ml/日
生後1ヶ月で疲れがたまって一度夜間をミルクだけにして休みました。
夜間母乳を休んでいたのは2週間程度でしたが、その間は母乳量があまり増えませんでした。
そこから生後3か月まで(3か月で夜間起きなくなりました)、夜間母乳を続けると微量ですが少しづつ母乳量は増えて、生後4か月では600ml/日母乳が出るようになりました。
母乳が増え続ける時期は個人差はありますが、私は夜間授乳をしていれば生後3か月くらいまでには確実に母乳量は増えると思います。
私は3か月で夜間授乳をしなくなりましたが、夜間授乳をつづけていればもっと母乳量は増えたかもしれません。
私は完母にする気はなく混合でいこうと思っていたので、生後3か月で夜間授乳がなくなってむしろラッキーでした。
生後4か月以降も離乳食後期までは母乳量は500ml~600ml/日を維持できていました。
母乳量のピークはいつなの?
母乳量のピークは個人差が大きいですが、一般的に離乳食が進んでくると母乳を飲む量が減ってくるので、生後2ヶ月くらい~生後9か月くらいまでがピーク時期な方が多いです。
私の体験では生後4か月~8か月までが母乳のピークでした。
生後7か月ごろまでは母乳量を毎回測定していたので、しっかり母乳が出ていることは確認していたのですが、生後7か月以降は子供が体重計の上に乗ってくれなくなったため、測定ができなくなりました。
生後7、8か月の間は離乳食は2回食でしたが、母乳も以前と変わらず同じ時間・回数飲んでいました。
生後9か月になると離乳食が3回に増えたことも関係あるのか、母乳量が減っていきました。
生後9か月まではお昼の母乳は1回100ml程度出ていたのですが、生後9か月のころでは30mlに減っていました。
母乳が減っても離乳食をたくさん食べていたので、泣くこともなく、体重も増えていました。
母乳の減りは卒乳の時期ということと理解して、生後9か月~生後10ヶ月であっさり卒乳しました。
これは我が子の場合ですが、母乳量のピークは母乳量が安定しだす生後2ヶ月くらい~離乳食が進むまでである方が多いと思います。
混合育児で私が母乳量を6倍に増やした方法や時期のまとめ
混合育児で私が母乳量を6倍に増やした方法は以下6つだけです。
- 母乳をはじめに吸わせる
- 夜間も母乳を吸わせる
- 睡眠をしっかりとる
- ごはんをたくさん食べる
- 水分をしっかりとる
- ストレスをなくす
これは私自身が実践して効果があった方法なので、母乳量を増やしたい方はぜひ取り入れてみてください。
今回は母乳が増えた方法を6つ紹介しましたが、これをやってすぐに母乳量が増えたとか、効果がでたよ、というものではありません。
私の場合はこれらの習慣を継続して行ったことで、結果母乳量が6倍に増えたのです。
大事なのはこれらの習慣を継続すること。
母乳量が少なかったり、ミルクが増えてることに対してつい一喜一憂してしまうのもわかりますが、ここはグッとこらえて毎日この習慣を継続してみてください。
混合育児で母乳が増える時期は個人差はありますが、生後4か月までには母乳が増えたことを実感できると思います。
定期的に母乳量を測定すると母乳量が増えてるのが分かっていいと思います♪
とここまで母乳量を増やす方法をお伝えしましたが、母乳で育てるのだけが子育てにおいて全てではないです。
あくまでも母子が笑顔になることが大事なので、母乳のことを考えすぎてストレスになるのならミルクを追加したほうがいいと思います。
実際私もはじめは完母にしたい気持ちはありましたが、母乳のことを考えるのは結構ストレスだったので、母乳量が今より増えたらいいか、くらいの気持ちで日々授乳していました。
母乳のことを考えていた日々よりも、ミルクを足すことを受け入れてからのほうが毎日が楽しくなったし、子供のことも可愛く思えた気がします。
無理に母乳にこだわらずに自分なりの育児をしていただければと思います。